画像処理テクノロジー : カメレオンコード

カメレオンコードとは?

カメレオンコードとは、色を組み合わせて多ビット、多進数を実現する2次元カラーコードです。
使用環境により色数や組み合わせを調整し、状況や用途に応じた最適な色パターンを用いることができます。
例えば、劣悪な環境下(暗い)では2色、良環境(明るい)では8色まで対応が可能。情報量に関しては、セル数を増やす事により、無限大の情報量を確保できます。
つまり、認識環境・情報量・認識距離・認識ハード、様々な条件下で最適な構成を提案できるコードです。

カメレオンコードは、株式会社シフトにより販売されています。

カメレオンコードは、他のコード(バーコード、2次元コード)やICタグに対し、以下のような優位性を持ちます。

  1. セルのビット値多い(独自性) バーコード、2次元コードは2ビット(白黒)だが、カメレオンコードは最大8ビット(多色)
  2. 長距離からの認識が可能(独自性)
  3. 複数個一括認識が可能(独自性)
  4. コード認識に専用機器を必要としない(経済性)、(容易性)
  5. コード生成費用が安価(経済性)
  6. 電波等の人体への影響がない(安全性)

現在では、下写真のような複雑な画像からでも正確にカメレオンコードを認識できるようになりました。
またこの写真では、カメレオンコードの認識面積の小ささも表しています。
QRコードの場合カメラに画像全体の80%が含まれていなければ認識しませんが、カメレオンコードは動画認識の場合、画像全体の2%、静止画像の場合、画像全体の0.6%程度の大きさでコードが含まれていれば認証が可能です。

カメレオンコードRFIDタグバーコード2次元シンボル
情報量 無限大 8KB以下 1KB以下 4KB以下
情報書き換え 可能 可能 不可 不可
認識距離 30m以内 5m以内 1m以内 30cm以内
移動体認識 可能 可能 不可 不可
被膜 不可 可能 不可 不可
複数同時認識 可能 可能 不可 不可
耐環境/耐久性 強い 強い 極めて弱い 極めて弱い

進化するカメレオンコード

カメレオンコードの位置と姿勢を検地します。画像内におけるコードの状態をチェックし、様々なビジネスニーズを満たす技術です。

具体的用途

監視システム

カメレオンコードが添付された「モノ」の状態を監視するシステムを構築することができます。
例えば、コンベアを流れる商品にカメレオンコードを添付します。監視カメラを通じて取得される画像内におけるカメレオンコードの位置姿勢を取得し、その状態により後工程へ流すものと流さないものを選別することが可能になります。
センサー等を使用せず、画像処理のみによる物流時の商品状態最適化を実現できます。
カメレオンコードを認識する際、バーコードリーダーと違い接写を必要としません。つまり長距離認識が可能です。

障害回避システム

カメレオンコードが添付された「モノ」の距離と状態を判断し、障害物回避の情報として利用することができます。
例えば自動清掃機の場合、現状では障害物に衝突してから経路を変更するケースが大半ですが、軽微といえども衝突衝撃が発生するので、それを許さない環境下ではこのような機械を使用することはできません。一方、センサー利用により障害物を回避する方法もありますが、電波干渉が発生する場所ではセンシングに問題が発生します。これらの場合、カメレオンコードを利用すれば諸問題を解決することができます。
具体的には、移動体の“目”がカメレオンコードを認識し、画像処理により距離と状態を判断し、回避する経路を選択します。